Excelを使用した統計分析ツール


Microsoft Excelのアドイン・プログラムとしてデータの分析を可能にします。

Excelにさらに強力な統計分析機能を追加。。。

StatToolsはExcel自身の統計機能をさらに強力なものに置き換えます。正確性を高めるためにExcelの計算機能ではなく、独自の機能を使用します。たとえばExcelの関数AVERAGEにはStatToolsの新しい強力なStatAVERAGE( )になります。StatToolsの計算は、C++, DLLsを使用した最適化の実行を伴う正確性の最高クラスのテストをしています。
StatToolsは分析結果の詳細レポートとグラフを直接Excelに表示します。

快適な環境で作業。。。
Excelをお使いの方にはStatToolsはとても簡単です。StatToolsは、ツールバーやメニュー、カスタム・ワークシート機能などExcelと同様に操作できます。単独で使用する統計ソフトと違い、新しいインターフェイスを学ぶ必要なく、スピーディーかつリーゾナブルに使い始めることができます。StatToolsを使ってExcelで快適に作業しましょう。データも変数もExcelのスプレッドシートに書き込まれますから、Excelのフレキシビリティーを損なうことなく、強力な統計分析を実行してください。


必要な分析を。。。
StatToolsは最も一般的な統計処理をカバーし、新しいカスタム分析を追加するために前例のない機能を作り出すことができます。合計36のワイドレンジ統計処理に記述統計、標準化テスト、グループ比較、相関、回帰分析、クォリティー・コントロール、予測などを含む5つのビルトイン・データ・ユーティリティーもあります。これに加えて各分野のエキスパートが書いたカスタム処理と包括的でカスタマイズのできる統計ツールセットをExcel中に備えられるのです。

StatToolsの特徴として、"hot-linked"な統計計算機能があります。データセットの値を変えると自動的に統計レポートもアップデートされます。手作業で再度分析を実行する必要はありません。StatToolsはカスタム・ワークシート機能を使っており、レポート中に表示されている統計はすべて現在のデータを用いてアップデートされるのです。


最適なデータ・マネジメント。。。
StatToolsはデータセットと変数の包括的な管理機能を備えています。定義できるデータセットの数は無制限で、それぞれが分析したい変数を含み、Excel中のデータから直接定義することができます。StatToolsは理性的にデータ・ブロックを査定し、変数名とデータ・ロケーションを提案します。データセットと変数は他のワークブックやワークシートにあっても、フィットしているようにデータを構成することができます。何度もデータを再選択しなくとも、変数を参照した統計分析を実行します。変数はExcelのワークシートのデータ・コラムひとつのサイズに制限されません。複数のワークシート、最大65,535 X 255セルの幅で変数を定義できます。StatTools Proでは1,600,000ケースの変数を設定できます。


Excelにとってもベスト。。。
StatToolsはExcelのフレキシビリティーの利点をフルに引き出すアドイン・ソフトです。特に以下のエリアで優れています。

Reporting
Excelはレポートやグラフを書き出すのに優れているので、StatToolsは統計レポートを作成する際にこの機能を使います。Excelフォーマットのグラフを使い、新しい色やフォントや追加テキストで簡単にカスタマイズができます。レポートのタイトル、数値フォーマット、テキストはExcelと同様に変更できます。レポートはExcelから他のアプリケーションに移すことも可能。

Data Access
StatToolsは様々なソースからデータをインポートする機能に優れています。データベース、テキスト・ファイル、ワードプロセッサなど、どこにデータがあっても、それをExcelに読み込める限りはStatToolsで使えるということになります。

File Sharing
StatToolsはすべての結果とデータをExcelのワークブックに保存します。Excelを使える環境があればだれにでもStatToolsの結果やデータを送ることができます。
StatTools Professional。。。
StatToolsはオブジェクト指向のプログラミング・インターフェイスです。カスタマイズされて統計処理は、ExcelのビルトインVBAプログラム言語を使って追加することができます。
StatToolsのビルトイン・データ・マネジメント、チャーティング、レポーティング・ツールを利用します。あなたのカスタム処理がStatToolsメニューに表示されて、簡単にアクセスできます。

StatTools Proはたとえあなた自身がカスタム・メニューを作成しなくても、他の人が作成したカスタム・メニューを取り込んで利用することができます。StatToolsの新しいカスタム処理機能は定期的に専門家によって作成されて広がっていきます。新しい処理機能を持ったワークブックを直接あなたのStatToolsディレクトリにコピーするだけで、すぐにStatToolsメニューに表示されるようになります。それを実行すれば、すべての標準のStatToolsデータ・マネジメント・ツールとあなたの必要とする新しい統計分析を使うことができるのです。
StatToolsグラフとレポートはフル・カスタムが可能で他のアプリケーションに移すことができます。

Professionalバージョンはまた複数のワークシートで、最大65,535 X 255セルまで、ひとつの変数に対して1,600,000ケース以上の幅で変数を設定できます。Standardバージョンではひとつの変数に対して10,000データポイントが設定できます。

StatTools - 最高のアドイン・テクノロジー
StatToolsは広く利用されているStatProアドイン(developed by Dr. S. Chritian Albright / Prof. of Decision Sciences at the Kelley School of Business at Indiana University)の新バージョンにあたります。この旧バージョンは1年間に40,000人のMBAや大学院生にテキストとともに利用されています。StatToolsはこうした人たちが社会に出てからも利用しつづけられるように作られました。

StatToolsはPalisade社の製品です。Palisade社はリスク分析のExcelアドインツールである@RISKの製作会社です。@RISKは世界中でもっとも使用されているリスク分析のソフトウェアであり、モンテカルロ・シミュレーションを使った最適化などの技法で高評価を得ています。

StatToolsの分析。。。
StatToolsで可能な分析処理には以下のグループがあります。

Statistical Inference:
このグループは信頼区間と仮説試験の最も一般的な統計推論処理を実行します。

Forecasting:
StatToolsは時系列変数の予測のいくつかの方法を使います。Ratio-to-moving-average法と乗法の周期化モデルを使って、最初にデータを非周期化することも可能。次に予測法を用いて非周期化データを予測し、最後に予測を"reseasonalize(再周期化)"してオリジナルのユニットに戻します。

アウトプットは新しいカラムのセットを含んでいて、様々な計算(例えばHolt'sメソッドのためのsmoothed levels and trends、ration-to-moving-averageメソッドからの周期的な要因など)、予測、予測エラーを示してくれます。SummaryではMAE, RMSEやMAPEが観測データとモデルの一致をトラッキングすることも含めて計測されています。最後にいくつかの時系列プロットが可能で、オリジナル系列のプロット、予測が上乗せされた系列のプロット、予測エラーのプロットを含まれます。

Classification Analysis:
StatToolsは判別分析(Discriminant analysis)と論理的回帰(Logistic regression)の両方を提供します。判別分析は変数が落とし込まれるいくつかのグループを予測し、論理的回帰は応答変数(response variables)が0もしくは1、つまり"failure"か"success"かの回帰分析の非線形タイプです。それから成功の可能性を見積もることができます。

Data Management:
このグループはデータセットを様々な方法で操作します。データの再アレンジ、新しい変数の作成などです。これらの操作は通常統計分析を実行する前に行われるものです。

Summary Analyses:
このグループはひとつの変数もしくはペアの変数に対して、いくつかの数字上のサマリー計測を計算します。

Tests for Normality:
統計処理の多くはデータセットをノーマル関数と仮定してしまっているので、この仮定を検証する手段が有効になります。StatToolsは3つのよく使われるチェック法を使います。Chi-square, Lilliefors, Q-Q plotです。

Regression Analysis(回帰分析):
これらの分析は以下のアウトプットが得られます。各回帰方程式のサマリー計測、各回帰のANOVAテーブル、予測される回帰相関と他の統計のテーブル。加えてStatToolsは新しく二つの変数を作成するオプションもあります。フィットした値と残差です。診断の散布図を複数作成できます。

Quality Control Charts:
このセットは統計コントロールの下に処理があるのかどうかを見るコントロール・チャートを製作します。各処理は時系列データを取り出し、コントロールチャートにプロッットします。これによってチャートのコントロール制御内にデータがあるかどうかを確認できます。またセンターラインを上下するロングランのような、他のnonrandom行為が存在するのかどうかが分かります。これらの処理はチャートを構成するすべてのデータを使う、あるいはデータの一部を使うかのオプションが可能です。さらに以前のデータの制限に基礎を置くことも、与えられたデータのコントロール制限に基礎を置くこともできます。

Summary of StatTools Analyses。。。

Statistical Inference

Sample Size Selection

Confidence Interval Analysis
 - One-Sample
 - Two-Sample
 - Paired-Sample

Hypothesis Tests
 - One-Sample
 - Two-Sample
 - Paired-Sample

ANOVA
 - One-way ANOVA
 - Two-way ANOVA

Chi-square Independence Test

Runs Test for Randomness

Forecasting Procedure

Moving Averages

Exponential Smoothing

Seasonality

Classification Analysis

Discriminant Analysis

Logistic Regression

Data Management

Categorical Data

Stacked and Unstacked data types

Variable Transformations

Random Sample Generation

Analysis across multiple datasets and worksheets

Maximum 1024 datasets with 256 variables per dataset

Maximum 16 million data points per variable (StatTools Pro)
 or 10,000 data points per variable (StatTools Standard)
Summary Analysis and Graphs

One-Variable Summary

Correlation/Convariance

Autocorrelation

Histogram

Scatterplot

Time Series

Boxplot

Normality Tests

Chi-square Test

Lilliefors Test

Q-Q Normal Plot

Regression Analysis

Simple

Stepwise
 -Forward
 -Backward
 -Block

Quality Control

 X-Bar Charts

R Charts

P Charts

C Charts

U Charts

★ 使用環境:
  IBM PC互換機Pentium以上搭載
  Microsoft Windows 95以上
  MS Excel 97 SR1以上 (Excel 97 SR0では動作不可)
  16MB RAM (推奨 32MB RAM)

★ 価格(税込み):2005年価格
  StatTools Standard  \75,000.-

  StatTools Professional  \123,000.-