RISKOptimizerアプリケーション例

2.規模決定プラン

ここでのモデルは、利益を最大化するように、新しい工場の規模をどの程度の水準にするかRISKOptimizerに選択させます。このモデルでZooCo社は、カバを健康にする新薬を市場に出すことを考えています。通常のシミュレーション・モデルでは、新薬の製造に対するNPVの分布を計算しますが、工場の大きさを決定することも必要です。どの規模であればリスクの見合うNPVを最大化できるのでしょうか?
(NPV:正味現在価値=将来の予想現金流入額の現在価値−投資額)

ファイル名

capacity.xls

目  的

工場の規模を変えながらシミュレーションで求められるNPV分布の平均値を最大化する

Solving Method

recipe

応用可能な問題

ユーザー制御された決定変数と従来のシミュレーションを結び付けたビジネス分析

Capacity1

モデルの詳述

現在年の始めには、セルB11に示されるように100万頭のカバがいて、製品を使っています。それぞれのカバは1年にせいぜい1回ほど、自社あるいは競合会社の薬を服用します。カバの数は、平均年5%の割合で増加するだろうと予測されますが、各年とも3%から7%の間であることは95%の確率で確かです(確率分布を用いて、セルB11からF11でモデル化されています)。どの程度、自社の薬がyear1で使用されるかは分かりませんが、最悪の場合でも20%、もっともあり得るのが40%、最高で70%、自社のものが使用されると予想します(セルB12の確率分布を使用します)。その後も同じ割合で自社(および他社)の薬が使用されると思われますが、新規参入があれば、その後、自社のシェアの20%を新規参入者に奪われるものとします。規模1単位あたりの建設費用には$3.50、年あたりの維持費用には(生産の有無に関わらず)$0.30かかります。100,000単位から500,000単位の範囲の規模で建設が可能です。

解決法

セルG5に対してrecipe解法を用います。シミュレーションによるB21の平均を最大化します。