GRAMS/AIは機器分析データの種類にかかわらず、すべてGRAMS/AI自身のフォーマットで蓄積保存します。分析化学の研究室には多くの種類および多くのブランドの分析装置が溢れていると思います。それぞれの装置で測定されたデータは各々異なった処理システムのフォーマットで処理されているため、処理システムをすべてマスターために大幅な時間を費やしたり、また時には忘れたり、混同したりとなかなかフラストレーションのかかる仕事と言えます。共通するフォーマットでデータを使用することは研究者の貴重な時間と労力の節約することになります。GRAMS/AIはデータのリンクによりこのような環境を提供しています。
GRAMS/AIはウィンドウズのアプリケーションであり、Lotus/Excel/QuatroProなどの表計算ソフトウエアやMS-Wordなどのワープロなどと、DDE(ダイナミック・データ・エクスチェンジ)やクリップボードのカット・アンド・ペースト操作によるデータの受け渡しができます。
データの取り込みは3種類の方法のいずれかで行なうことができます。
Spectral Notebase機能とMacro Wizardを備えています。Spectra
Notebaseはディスクに保存された分析データファイルと関連情報のファイル(例えば化学構造式)をリンクさせ、スプレッドシートのような形式でブラウジングできます。
重ね合わせ、スタック、3D投影、等高線、ピークピッキングによるピークテーブルとピークレポートなどのスペクトルデータ表示にOLEオブジェクトを貼り付けて自在なスクリーンを作成できます。Macro
Wizardはビジュアルなマクロプログラム作成の環境を提供します。
データのディスプレイとアウトプット
XYZ軸方向への自由自在なズームイン/ズームアップ、ピークピッキング、データトレースの重ね合わせ、3Dディスプレイ、データトレースとデータテーブルとのトグル切替えなどが用意されています。任意の位置に複数のデータトレース、テキストコメント、ピークデータ、ライン付けなどのカスタムディスプレイを作成できるので、レポート作成に非常に役立ちます。
GRAMS/AIはウィンドウズのアプリケーションであるため、ウィンドウズがサポートしているプリンターおよびプロッターがすべて使用できます。
データ処理
GRAMS/AIの基本システムには、アポダイゼーション、フーリエ変換、フェーズ補正によるインターフェログラムからシングルビームスペクトルへの計算:シングルビームスペクトルから透過率/吸光度/クベルカムンクスペクトルへの変換などのユニット変換:2ポイント、マルチポイント、多項式/指数/対数関数レベルなどでのベースライン補正:フーリエ変換とサビツキーゴーレイ法のスムージング:フーリエ自己デコンボリューション:データポイントを増やすスペクトルの補間:差スペクトル:自動およびマニュアルモードのピークファインディング、Gaussian/Lorentian/Log-normal/Mix他のピークタイプ、リニア/オフセット/クアドラなどのベースラインタイプなどのオプションが選択できる強力なカーブフィッティング:FIDからアポダイゼーション、フェージング、積算などを実行するNMRのデータ処理:クロマトグラムのデータ処理に役立つピークピッキングおよびその面積計算など波形としての機器分析データで必要とされる一般的なルーチンが用意されています。
また、KK(Kramers-Kronig)変換、定量計算およびケモメトリック、IRスペクトルのライブラリーサーチ(Hummel、Aldrich、Sprousデータベースなど)がオプションとして利用できます。スペクトル・データを安全に保管・共有することができます
★Spectral DBはOracleとSQLサーバーのデータベースにコネクト可能になりました。アップデートされたSpectral DBはスペクトラル・データの安全な保存、共有ができます。全結果をGRAMSへ送ることができます。
★EnvisionはマルチフォーマットMicrosoft .NETインスツルメント・データ・ビューワーで、ホスト・プラグイン・プロセッシング&レポーティング・モジュール機能を持っています。GRAMS
Smart Convertテクノロジーを、20以上の新しいインスツルメント・コンバーターへと進化させました。GAML open standard
XML インスツルメント・データフォーマットをサポートします。GAMLはより広範囲のインスツルメントmeta-dataを取り込み、LIMS,
eLNとデスクトップ・アプリケーションとの統合を簡単にします。
★Informはドラッグ&ドロップ・レポート・デザイナーでGRAMS Envisionを補足するものです。ベンダーの採用しているデータ・フォーマットやスペクトル技術に関係なく、科学者にとってスタンダードなレポートを作成することができます。
★Active Multi-fileツールは3Dデータ・ファイルの構築、操作、詳細な分析を簡単に行えます。
★GRAMSはXP環境でテストしています。Spectral ID severはWindows 2000, 2003サーバーをサポートしています。
★Macrovision FlexNetの導入により安全性を高めました。
★GRAMSの起動が早くなり、新しいArray Basicコマンドにより21CFR Part11 compliant multifilesの作成スピードも向上しました。
★プリンターポートにプラグをつける必要がなくなりました。
★21 CFR Part 11に対応
FDAによるルール21 CFR Part11への対応が分析関係者にとって不可欠となっています。Thermo Galactic社ではソフトウェアの機能をアップグレードして21
CFR 11に対応した処理ができるようにしました。
21 CFR 11は電子媒体の記録(データファイル)がどのように作成され、修正、保管、伝達されるべきかを規定しています。
GRAMS/AIはデータの総括的な監査をログとして記録し、システムやデータに安全性を付加してくれます。
これらはGood Library Particles (GLP)に対応した理想的な機能なのです。
オプション機能
★Active Apps
Active Appsはこの機能独自のメニューを表示します。これまでのGRAMS/AIのアプリケーションとは異なり、アプリケーションを閉じることなくデータの処理ができ、元のGRAMS/AI
Workbookページへ戻ることができます。
ToolbarボタンはActive Appsと連係できます。この機能によって、インストールされたActive
Appsと関連する動作をボタンを使って実行できます。これらのコントロールのひとつが実行状態でもGRAMS/AI
AIはこのコントロールに使用されるページの作成と表示を自動的に行います。
使用環境
価格(税込み)
複数のユーザーによるサイト・ライセンス
2−4ユーザー 定価x人数
5−9ユーザー 定価x人数x0.9 (10%割引)
10ユーザー以上 定価x人数x0.8(20%割引)
Version8用アドオン・プログラム
- GRAMS/3D - 3D Visualization PackageA real-time, interactive 3D visualization tool that makes it possible to view large three-dimensional data sets from nearly any angle. Display data in a variety of graph formats and enhance features with shading and coloring options.
\ 70,350.-
- Spectral ID - Library Searching ToolSearch IR, MS, Raman and other data using user-created libraries or commercial libraries from Aldrich, Chemical Concepts, Nicolet-Aldrich, NIST, Sprouse Scienctific, and Wiley. Reads most instrument vendor's data files. Spectral ID is a stand-alone application; it can run independently of GRAMS/AI.
\210,000.-
- PLSplus/IQ - Chemometrics Toolbox Includes powerful mutivariate analysis tools (PLS-1, PLS-2 and PCR) for building quantitative calibrations as well as qualitative models for discriminant analysis.
\131,250.-
PLSplus/IQは多変量解析ツールです。判別分析のための定量キャリブレーションと質的モデルを構築します。実際に質的手法と量的手法は、サンプルの完全なスペクトロスコピーモデルを提供するためにお互いにリンクしています。PLSplus/IQはキャリブレーション・トランスファー機能も含まれています。キャリブレーションを装置から装置へと移動できる機能です。このモジュールは研究室であるいは生産ラインでケモメトリック・キャリブレーションを適用しようとするアナリストにとって完全な解決方法です。
以下の機能が含まれています。
<Training Set Editor>
Training set dataの作成、編集、保存はすべてTraining set editorによって行われます。この操作性にすぐれたエディターは多くのスプレッドシート・プログラムと同じで、タイプしての入力とウィンドウズのクリップボードからの入力のどちらからでもデータを認識できます。ユーザーはPLSplus/IQとDescriminateの旧バージョンからでもファイルをインポートできます。他のベンダー・フォーマットの成分情報をともなうデータセットも同様です。
<Experiment Manager>
PLSplus/IQのユニークなExperiment Managerは、オリジナルの生キャリブレーション・データ(スペクトルと成分)のコピーをともなうすべての計算されたデータをひとつのTraining Data Fileとして組織化します。Experiment Managerはまたすべての試行されたキャリブレーション・モデルの履歴を保管し、簡単に同様の条件の複数のバリエーションを試すために実験の複製(クローン)を作ることができます。
Experiment Managerにはもっともポピュラーな多変量アルゴリズム(PLS-1, PLS-2, PCR)が含まれています。同様に質的手法にはPCAが含まれており、単一データ探査と視覚化を実行します。Thermo ScientificのPCA/MDR判別分析アルゴリズムもまた成分情報なしでもスペクトルの完全なモデルを構築するために含まれています。
Self Prediction, Leverage Validation, Cross Validationといった先端のダイアグノスティクスは正確なキャリブレーション・モデルを判断するのに有効です。実際、サンプル・ローテーションはひとつ、あるいはそれ以上のサンプルを異なるオーダリング・オプションを使って一度にセットし、相互検証の間に最適な分布を与えます。個々のサンプルと成分はパイロット実験を実行、分析した後で異常値としてマークでき、よりよいキャリブレーションを創り出すことができます。加えて高度に最適化されたコードは計算が速いことを保証しています。
PLSplus/IQは多くの前処理アルゴリズムを持ち、計算に使用される前にデータから不要な変数を削除します。視覚的なスペクトル領域のエディターは簡単なクリック-ドラッグ領域指定を使用します。データセットの変数や成分相関スペクトルは、最適な領域セレクションのために生スペクトルあるいは処理されたスペクトルのトップに重ね合わせます。
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<Report Viewer>
PLSplus/IQ Report ViewerはPLSplus/IQ training data file実験に保存されたすべての計算されたデータと診断インディケーターの多様性を表示し、描画できます。このパワフルな特徴はキャリブレーション・モデルの最適化、トレーニングセットの中に異常値があれば確定し、モデルのパフォーマンスを評価し、最終キャリブレーションファイルに使用するようその数を決定するアシストします。
用途の広いReport Viewerは、ひとつあるいはそれ以上の実験から複数のプロットを同時に表示することができます。ユーザーはプロット上の異常値に直接マークをつけられ、マークした異常値を削除して新しい実験を保存することができます。プロットを重ね合わせて異なるモデルのパフォーマンスとキャリブレーション条件を比較します。インタラクティブ3D scatter plot viewerはサンプル・スコアの試験に有効です。
Custom report generatorを使ってすべての計算されたデータをプレビュー・印刷、もしくはクリップボードにコピーしてスプレッドシートやワードプロセッサーで使用することができます。最適な条件を確定した後で、最終的なキャリブレーションを保存できます。複数のキャリブレーションは、たとえ別のtraining setsからでも、同じファイルに保存できます。
< Prediction Reports >
PLSplus/IQ Prediction Setupはキャリブレーションを実行したときに、どのようにスペクトルが分析され、どのように結果を出力しているかを特定します。ユーザーはスペクトルが正確な予想を得るに足るキャリブレーションに適合しているかを決定するために、複数のキャリブレーションに対してサンプルを予想することができます。
Quantitative testはquantitative modelsを使って、まるでキャリブレーションがそのために設計されたかのように実行されます。質的計算を適用する前にDiscriminant分析をプレフィルターとして使って、サンプルに最も適合するキャリブレーションを選択することができます。加えて、異常値サンプルは、サンプルの予測の間に結果に対する確かな保証を与えられ、すばやく簡単に確定されます。
Predicition reportをカスタマ、成分量、Mahalanobis Distance、Model Limits Test, スペクトルの残りを含めるようにカスタマイズできます。ユーザーは成分、キャリブレーション、もしくはサンプルとプリント、コピー、レポートの保存をASCIIファイルで行えます。PLSplus/IQの各コピーには特別なライセンスによってキャリブレーション・モデルを他のGRAMSコンピュータ・システムに配布することができます。さらに多くのサード・パーティーの装置システムで直接キャリブレーションが使えます
< Calibration Transfer >
PLSplus/IQにはcalibration transfer toolが含まれています。他の装置もしくは最小の再計測(典型的なのはシングル・スペクトル)を行うサンプル・デバイスにキャリブレーションを転送します。PLSplus/IQはThermo Scientific's SECTメソッド(Spectroscopic Effect Correlation Transfer)も含まれています。装置間の波長あるいはfrequency shiftingを調整します。
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GRAMS/AI Ver.8 |
\262,500.- |
製作
(Salem, New Hampshire - U.S.A.)