RISKOptimizerアプリケーション例

10.収益管理

これはあるフライトの正規料金および割引料金座席の最適な数を決定する収益管理モデルです。また、このモデルは定員数を越えてどれくらいの予約を受け付けるべきかその最適な数も決定します。これは古典的なオーバーブッキング問題です。

ファイル名

airyield.xls

目  的

料金体系が複数ある中で、収益を最大化するような予約受け入れ数を決定する

Solving Method

recipe

応用可能な問題

同一の製品に対し複数の価格を設定する場合の収益管理問題

yield1

モデルの詳述

ファイルairyield.xlsのモデルは、収益管理に対するRISKOptimizerの使い方を説明する非常に単純なものです。モデル内の様々な不確定要素には確率分布を適用します。不確定要素には、正規料金での予約数(セルC8)、正規料金予約のキャンセル率(セルC7)、割引料金予約のキャンセル率(セルC11)、割引料金での予約数(セルC12)、超過予約のコスト(セルC23)があります。フライトの粗利益は、料金クラス毎の予約数から収益計を計算することで求めることができます。定員以上の予約があれば超過した乗客分のコストを差し引きます。

解決法

このモデルでは、C14とC15の値を調整することになります。これは、受け入れる予約数の最大値と、それに対する正規料金座席の割り合いとなります。利益は常に0より大きい(Profit mulst always be >0)が、反復時の制約条件で、利益に対するシミュレーション結果の標準偏差は400未満(Standard Deviation of simulation results for profit must be <400)が、シミュレーションの制約条件となります。目的は入力された制約条件で表わされるリスクを最小化しつつ、利益に対するシミュレーション分布の平均を最小化することになります。